「余興」と「出し物」の違いとは?分かりやすく解釈

「余興」と「出し物」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「余興」「出し物」の違いを分かりやすく説明していきます。

「余興」とは?

「余興」とは?

「余興」は、主に何かの式典や宴会などの際に披露する、ちょっとした芸事を表します。

「何か余興でも披露してくれ」と、その場になって急にそれを頼まれる場合と、予めどのタイミングで行うと決まっている場合があり、前者の時には振られた人は困ってしまうことも多いです。

内容は、歌だったり、手品やコントのようなものが大半ですが、中は本格的な演奏や歌唱、演技だということもあります。

しかし、そのようなものは急に振られてできるものでもないので、それらの場合は披露すると決まっていて行うことになります。

「出し物」とは?

「出し物」とは?

「出し物」とは、歌や演技、その他の芸事の総称です。

色々なそれらが発表される会において、「次の出し物は何だろう」と使われたり、「ちょっとした出し物があります」と行う側が自ら使うこともできる言葉です。

先の「余興」は、ちょっとしたこの「出し物」だと表現することができ、そのスケールが少し大きくなり、きちんとした内容のものがこのように呼ばれると考えてください。

「余興」と「出し物」の違い

「余興」と「出し物」の違い

「余興」「出し物」の違いを、分かりやすく解説します。

「余興」は、時間調整の為に行われることも多いです。

例えば、結婚式で新郎新婦のお色直しに少し時間が掛かっている場合に、これで場を繋ぐといったことがよく見られます。

「出し物」となると、予め内容や公開のタイミングを決めていることがほとんどで、比較的大掛かりなものも少なくありません。

「余興」をそのようにそれなりの規模で行う場合には、「出し物」と表現した方が適切かも知れません。

まとめ

まとめ

「余興」「出し物」は、このような違いになります。

ちょっとしたものや、急に振られたものは「余興」、きちんと出すタイミングが決まっていて、規模が少し大きくなる時には「出し物」だと考えておけばいいでしょう。