「だし巻き」と「伊達巻」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「だし巻き」と「伊達巻」の違いとは?二語の違い

この記事では、「だし巻き」「伊達巻」の違いを分かりやすく説明していきます。

「だし巻き」とは?

だし巻きとはだし巻き卵のことで、溶いた卵に出汁を加えて少しずつ巻き上げながら焼く料理のことをいいます。

フワフワの柔らかい食感が特徴で、和食店や寿司屋などで提供されることが多いです。

スーパーマーケットの惣菜売場で販売されることもありますし、真空パックに入っただし巻きなども販売されています。

大根おろし等を添えて提供されることもあります。

また、だし巻きを焼く際には、卵焼き器と呼ばれる四角い形の調理器具が用いられます。

「伊達巻」とは?

伊達巻とは、溶いた卵に白身魚やエビなどのすり身と出汁を加え味付けをしてから焼き上げた卵料理のことをいいます。

お正月のお節料理に欠かせない料理です。

伊達巻という名前は、お洒落な人を表す「伊達もの」にあります。

通常の卵焼きよりも濃い色合いであったためお洒落だという意味で伊達巻と呼ばれるようになりました。

調味料には砂糖やみりんを使いますが、甘く仕上げるのが特徴です。

「だし巻き」と「伊達巻」の違い

だし巻きも伊達巻も日本の卵料理の一種です。

溶いた卵に出汁をたっぷり入れて焼くのがだし巻きで、溶いた卵に魚介のすり身を加えるのが伊達巻になります。

お節料理に入れるのは伊達巻の方ですが、一部の地域ではだし巻きを入れることもあります。

また、食感にも違いがあり、だし巻の方が柔らかくフワフワとしています。

伊達巻も柔らかいですが、だし巻きに比べると固めに焼き上げます。

それから味付けにも違いがあり、だし巻きは出汁の風味が強く塩気があります。

伊達巻は砂糖を入れ甘めの味になっています。

まとめ

だし巻きも伊達巻も日本の卵料理の一種です。

溶いた卵に出汁を入れ塩気のある味つけにするのがだし巻きで、魚介のすり身を入れ砂糖やみりんで甘く味付けるのが伊達巻になります。

お節料理には、伊達巻を入れます。