この記事では、「カネロニ」と「ラザニア」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カネロニ」とは?
「カネロニ」はショートパスタの一種です。
イタリア語では“Cannelloni”と表記し、日本語では「カンネッロー二」と呼ばれることもあります。
これは、直径が2〜4cm程度のパイプのような形をしたパスタで、中に肉、野菜、チーズなどの具を詰め、さらに並べて上からソースをかけてから焼く料理に使われます。
“Cannelloni”は大きなパイプを意味する“cannello”に由来しており、円筒形の乾燥したショートパスタを使ったり、シート状の薄いパスタを筒状に丸めたりして調理をします。
マカロニよりもかなり大きく、料理の見た目は春巻きにも似ています。
「ラザニア」とは?
「ラザニア」は四角いシート状のパスタです。
イタリア語では“lasagna”(単数形)と表記し、日本語では「ラザーニャ」と呼ばれることもあります。
これは、薄く伸ばしたシート状のパスタで、茹でて使うのではなくソースをかけて焼いたり揚げたりして食べる料理に適しています。
深さのある器に「ラザニア」とミートソース、チーズ、ベシャメルソースl(ホワイトソース)などを交互に重ねて層状にし、オーブンで焼き上げたものが一般的です。
シートの表面は平たいものと波打ち状になっているものとがあります。
また、「ラザニア」よりも小さいものは「ラザニエッテ」といいます。
「カネロニ」と「ラザニア」の違い
「カネロニ」と「ラザニア」の違いを分かりやすく解説します。
これらはパスタの一種で、形状に違いがあります。
「カネロニ」は直径2〜4cmのパイプ状のショートパスタです。
「ラザニア」は四角いシート状のパスタです。
どちらも茹でて使うタイプのパスタではなく、具やソースをかけるなどして焼き上げる料理に使われます。
形状が違うため、「カネロニ」は中のすき間に具を詰め、「ラザニア」はソースやチーズと層状になるように重ねる、といった調理法の違いがみられます。
まとめ
「カネロニ」と「ラザニア」はイタリア料理に欠かせないパスタです。
「カネロニ」はパイプ状、「ラザニア」は四角いシート状といった形状の違いがあります。