この記事では、「ペガサス」と「ユニコーン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ペガサス」とは?
「ペガサス」とは、空想上の動物で、ギリシャ神話で神ゼウスの使いとして、天候のうち、雷を司るとされていた存在です。
日本語では「天馬」と表現され、見た目は背中に大きな翼が生えた白馬そのものです。
その姿から、色々な作品中に用いられるようになり、中には背に人を乗せるような描写や、額に一本の角が生えている姿で描かれることもあります。
元の神話から製作された彫刻とは異なるものの、今ではそのような姿の「ペガサス」もよく見掛けます。
「ユニコーン」とは?
「ユニコーン」は、伝説上の動物とされており、こちらも実在していません。
姿形は、額に長い一本の角が生えた白馬を想像してください。
ヤギやヒツジの額に角が生えた姿で描かれることもありますが、白馬がベースになっている姿が日本では有名です。
「ペガサス」とは違い、羽は持っていない為、野を駆ける動物と扱われており、その角に神秘な力があるという設定で色々な物語に登場しています。
例えば、角を水に漬けるとその水が浄化されるといった設定が古くから見られます。
「ペガサス」と「ユニコーン」の違い
「ペガサス」と「ユニコーン」の違いを、分かりやすく解説します。
「ペガサス」は、羽が生えている点が「ユニコーン」との徹底的な違いです。
その「ユニコーン」には、額に一本の角がありますが、これが「ペガサス」にも描かれることがある為、これらが混同されることが少なくありません。
共に実在の動物ではない為、多少のアレンジが加えられることも多く、似たような姿となることもありますが、羽があれば「ペガサス」の方だと考えていいでしょう。
まとめ
「ペガサス」と「ユニコーン」は、このように違います。
「ペガサス」は、先のように「天馬」、「ユニコーン」は、「一角獣」と表記されることも多いです。