「カタストロフィ」と「ディザスター」の違いとは?分かりやすく解釈

「カタストロフィ」と「ディザスター」の違い言葉・カタカナ語・言語

「カタストロフィ」「ディザスター」はよく似た意味合いを連想させる混同しやすい二つの言葉ですが、「カタストロフィ」「ディザスター」の意味の違いを正しく理解できているでしょうか?

この記事では、「カタストロフィ」「ディザスター」の違いを分かりやすく解説していきます。

「カタストロフィ」とは?

「カタストロフィ」とは?

「カタストロフィ」という表現は、「突然の大災害・大惨事」「劇・小説における悲劇的(破滅的)な結末」を意味しています。

ギリシア語の「倒れる・転覆」を語源とする「カタストロフィ(catastrophe)」には、「今までの状態をひっくり返すような変動・災害・惨事」の意味のニュアンスがあるのです。

また「カタストロフィ」には、「演劇・物語の大詰めや大団円(良い結末)」という意味合いもあります。

「ディザスター」とは?

「ディザスター」とは?

「ディザスター」という言葉は、「災害(人為的な人災・自然災害)・災難・大きな失敗」の意味を持っています。

「ディザスター(disaster)」の具体的な災害の例としては、「飛行機事故・列車事故・原発事故・自動車事故・放火による火事などの人為的な人災」「地震・台風(ハリケーン)・大雨・洪水・火山噴火などの自然災害」を上げることができます。

「カタストロフィ」と「ディザスター」の違い!

「カタストロフィ」と「ディザスター」の違い!

「カタストロフィ」「ディザスター」の違いを、分かりやすく解説します。

「カタストロフィ」というのは「突然の大惨事・大変動」「劇・小説における悲劇的(破滅的)な結末、演劇の大詰め」を意味していますが、「ディザスター」という言葉は「劇・小説の悲劇的(破滅的な)筋書き」の意味を持っていないという違いがあります。

「カタストロフィ」「ディザスター」「突然の大災害(人災・自然災害)」という意味では共通していますが、「カタストロフィ」「災害以外の悲劇的な出来事や大きな変動も含んでいる」という違いを指摘できます。

また災害の被害規模についても、「カタストロフィ」のほうが「ディザスター」よりも大きい(より悲惨である)という違いがあります。

まとめ

まとめ

「カタストロフィ」「ディザスター」の意味の違いを詳しく説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「カタストロフィ」というのは、「突然の災害や惨事・大きな破滅・悲劇的な結末」を意味しています。

それに対して、「ディザスター」という言葉は「災害(人為的な人災・自然災害の双方を含む)」の意味合いを持っています。

「カタストロフィ」「ディザスター」の違いを調べたい時には、この記事の内容をチェックしてみてください。