「クーリング・オフ」と「返品」の違いとは?分かりやすく解釈

「クーリング・オフ」と「返品」の違いビジネス・就職・転職

この記事では、「クーリング・オフ」「返品」の違いを分かりやすく説明していきます。

「クーリング・オフ」とは?

「クーリング・オフ」とは?

「クーリング・オフ」とは、訪問販売において、結んだ契約の解除ができる制度のことです。

契約書面の受領後、8日間はこれが適当されます。

あくまで訪問販売における制度の為、自ら店頭まで出向いて結んだ契約や、通信販売には適当されません。

一部、プロバイダーとの契約に限り、店頭で結んだ場合にも適用されることがありますが、これは、パソコン自体は100円などという捨て値の代わりに、2年縛りのネット(プロバイダーとの)契約が必須となるような売り方が横行した為です。

「返品」とは?

「返品」とは?

「返品」は、購入した商品をその販売元に返すことです。

これは、受け付けてもらえる場合とそうではない場合があり、未使用の状態に限り、購入(到着)から何日以内などといった条件が付いています。

また、購入時に支払った全額が返金されるとは限らず、あくまで販売側が提供しているサービスになります。

先の「クーリング・オフ」は法的な制度なので、契約解除を申し込まれた販売側は断ることができませんが、こちらの「返品」の方は、先のように販売側のサービスになる為、最初から受け付けていないようでも仕方がありません。

「クーリング・オフ」と「返品」の違い

「クーリング・オフ」と「返品」の違い

「クーリング・オフ」「返品」の違いを、分かりやすく解説します。

「クーリング・オフ」は、訪問販売や一部の店頭契約における法的な契約解除制度のことで、「返品」は、販売側が好意によって提供しているその「クーリング・オフ」と似たサービスのことだと考えていいでしょう。

その為、「返品」は、受け付けてくれる場合でも、有効期間や返金額などの内容は様々で、ショップごとに独自の内容の「返品」についての取り決めがあります(一切「返品」は受け付けていない店舗もあります)。

まとめ

まとめ

「クーリング・オフ」「返品」は、このような違いがあります。

ネット販売には法的な「クーリング・オフ」は適用されないことは是非覚えておいてください。