この記事では、「国民生活センター」と「消費生活センター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「国民生活センター」とは?
「国民生活センター」の意味と概要について紹介します。
意味
「国民生活センター」は、国の機関で「独立法人国民生活センター法」という法律に基づいて設立されています。
国が管理する機関で、消費に関わる問題に取り組んでいます。
概要
「国民生活センター」は、「消費生活センター」と消費者をつなぎ、国が積極的に消費問題に関われる様に動く機関です。
苦情相談に応じて消費テストなどを行うなど、調査研究を行ったり、メディアを通じて消費者への情報提供を行っています。
「消費生活センター」とは?
「消費生活センター」の意味と概要について紹介します。
意味
「消費生活センター」は、地方自治体が管理する、消費に関わる相談窓口です。
消費者安全法により、消費者からの消費に関する様々な相談に乗る窓口を設置しています。
概要
「消費生活センター」は全国に約800か所設置されていて、全ての自治体にあり、「188」をダイヤルすると最寄りの「消費生活センター」につながります。
各地方自治体の「消費者センター」は、消費者からの情報を集めて「国民生活センター」に報告しています。
消費に関わる相談を受け付けていますが、原則としてトラブルにあった本人のみ利用可能です。
土曜日の昼休みなどで「消費生活センター」につながらない場合は「国民生活センター」に相談ができます。
「国民生活センター」と「消費生活センター」の違い!
「国民生活センター」は、国の機関で、「消費生活センター」からの情報をとりまとめています。
「消費生活センター」は、地方自治体の機関で、消費者から直接相談を受け、「国民生活センター」に情報提供をしています。
まとめ
「国民生活センター」と「消費生活センター」は、管轄するところが違います。
一般的に消費トラブルが起きた時に相談するのは「消費生活センター」です。