「昨晩」と「前夜」の違いとは?分かりやすく解釈

「昨晩」と「前夜」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「昨晩」「前夜」の違いを分かりやすく説明していきます。

「昨晩」とは?

「昨晩」とは?

「昨晩」とは、「昨日の晩」という意味になります。

その「晩」とは、「晩ご飯」という言葉があるように、夕方になる17~20時頃のことを指す言葉です。

「昨晩、あの人から電話があった」などと使う言葉で、この場合には、昨日の17~20時頃に電話があったと言っていることになります。

厳密にその時間帯という訳ではなく、あくまでそれくらいの頃という意味になる為、人によっては21時でもこのように使うことがありますが、それくらいの時間になると、「昨夜」の方が向いていると言えるでしょう。

この言葉は、「昨日の夜」となり、20時以降はこちらの方が合っている表現になります。

「前夜」とは?

「前夜」とは?

「前夜」も、「昨晩」と同じく、「昨日の晩」となる言葉です。

こちらは昨日の夜のことかと思いきや、そちらは先に挙げた「昨夜」と使い、「前夜」とするとその意味にはならないので注意してください。

また、この言葉は、「特別な日の前日の晩」という解釈にもなります。

例えば、「来週のクリスマスの前夜には、レストランを予約しておいた」といったように使うことができます。

こちらの使い方では、「前夜祭」という形が有名で、特別なイベントなどが行われる前日の晩に行われる本番より小規模のイベントがそのように表現されます。

「昨晩」と「前夜」の違い

「昨晩」と「前夜」の違い

「昨晩」「前夜」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも意味としては同じですが、「前夜」の方は、前述の「特別の日の前日の晩」としても使えるという点が異なっています。

「前夜」は、実際にはそちらの意味で使うことの方が多い言葉なので、普通に昨日の晩と表現する時には、「昨晩」の方がいいでしょう。

まとめ

まとめ

「昨晩」「前夜」は、このような言葉です。

「前夜」「昨夜」を同じ意味だと間違えないように注意してください。