「自分」と「自身」の違いとは?分かりやすく解釈

「自分」と「自身」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「自分」「自身」の違いを分かりやすく説明していきます。

「自分」とは?

「自分」とは?

「自分」の意味と使い方について紹介します。

意味

「自分」「じぶん」と読み「おのれ・自己」「その人本人」「自分を表す人称代名詞」という意味があります。

使い方

「自分」は三人称として誰かの「自己」に対して使う他に、話し手本人を表す意味もあります。

話し手が「私」「僕」と言う時に、代わりに「自分は~と思います」などと言うこともあるのです 映画などで、昔の軍隊で兵隊が上司に向かって事実や意見を述べる時に「自分は」と使っていることがあります。

また、人に質問する時に「あなた」「君」の代わりに「自分はどう思う?」と訊くこともあります。

つまり、「自分」「自己」を表す言葉として幅広く使えるのです。

「自身」とは?

「自身」とは?

「自分」の意味と使い方について紹介します。

意味

「自身」「じしん」と読み、「自分」「そのもの」「自体」という意味があります。

使い方

「自身」は、「自分」と同じ様に「おのれ」「自己」という意味があり、その他にその個人を強調する意味もあります。

多くの場合は「彼」「彼女」「〇〇さん」など人を表す言葉が入り、その人を強調するのです。

具体的には「彼自身が決めるべきだ」「〇〇さん自身の問題です」などになります。

「自身」がなくても通じますが、より対象となる人を強める効果があるのです。

「自分」と「自身」の違い!

「自分」と「自身」の違い!

「自分」は、「おのれ」「自己」という意味の他に、「話し手本人のこと」を表す意味もあります。

「自身」は、「おのれ」「自己」という意味の他に、「対象となる人を強める効果」があります。

まとめ

まとめ

「自分」「自身」は、一般的な使い方の他に、使える意味が違っています。

普段の会話で自然に使い分けができているので、心配はいりません。