この記事では、「他人」と「赤の他人」の違いを分かりやすく説明していきます。
「他人」とは?
「他人」の意味と使い方について紹介します。
意味
「他人」は「たにん」と読み、「自分と血縁関係のない人」「自分以外の人」という意味です。
使い方
「他人」は「家族や親戚の様に血のつながりがない人」という意味と、「自分以外の人全員」という意味のどちらでも使います。
基本的に「恋人や親友」は他人で、「夫婦」は家族であっても「他人」と考える人もいます。
また、悩みごとがあり気分的に落ち込んでいる時には、自分だけ孤立している様に感じてしまい、自分以外が皆「他人」だと思うこともあるので、その時の状況により、対象となる人が変わります。
「赤の他人」とは?
「赤の他人」の意味と使い方について紹介します。
意味
「赤の他人」は「あかのたにん」と読み、「全く縁もゆかりもない人のこと」という意味です。
使い方
「赤の他人」は、「自分とは何らつながりのない人」に対して使います。
今まで一度もあったこともなく、これからも会わなくても何も問題がない様な人のことです。
親友や恋人などは「他人」であっても親しく付き合っているので「赤の他人」ではありません。
「夫婦」も始まりは「赤の他人同士」であっても、婚姻をした時点で「赤の他人」とは言えなくなるのです。
「赤」は「明るい」という意味をもつことから、「明らかな他人」という意味で使われています。
「他人」と「赤の他人」の違い!
「他人」は、「自分と血縁関係のない人」「自分以外の人」です。
「赤の他人」は、「自分とは全く縁もゆかりもない人」です。
まとめ
「他人」と「赤の他人」は、自分との関係性が全く違います。
家族や親戚以外は、全て「赤の他人」から始まり、段々と親しくなっていくのです。