この記事では、「退社」と「帰宅」の違いを分かりやすく説明していきます。
「退社」とは?
「退社」の意味と使い方について紹介します。
意味
「退社」は「たいしゃ」と読み、「勤めていた会社を辞めること」「その日の仕事を終えて会社から引き上げること」「社員としての資格を失うこと」という意味があります。
使い方
「退社」は非常に紛らわしい言葉で、「会社を辞めること」と「仕事が終わって帰ること」という2つの意味があります。
外部の人から電話があった時に「〇〇は退社致しました」と言うと、「会社を辞めてしまったのか」と驚かれることもあり、「〇〇は本日帰宅致しました」と言うことが多くなっています。
正しい言い方として「本日は退社致しました」と「本日」を付けることです。
また、会社を辞めた時には「〇月〇日付で弊社を退社致しました」と言えば、相手も理解できます。
「帰宅」とは?
「帰宅」の意味と使い方について紹介します。
意味
「帰宅」は「きたく」と読み、「自分の家に帰ること」という意味です。
使い方
「帰宅」は、「外出先から自分の家に帰ること」を言います。
会社を出て自分の家に帰る時も、旅行先から家に帰る時も、家に帰れば「帰宅」になるのです。
言葉としては間違いではないのですが、ビジネスシーンではややカジュアルな言葉です。
取引先が、用事があって連絡をしてきているのに、「家に帰った」というのは失礼に聞こえることもあるので、ビジネスの場合はあまり使わない方が良いでしょう。
「退社」と「帰宅」の違い!
「退社」は、「勤めていた会社を辞めること」「仕事が終わって帰ること」です。
「帰宅」は、「仕事・プライベートに関わらず、家に帰ること」です。
まとめ
「退社」と「帰宅」は、行動の基準となる状態が違います。
ビジネスでは「退社」を上手く使いこなせる様にしましょう。
