「お嬢様」と「成金」の違いとは?意味を詳しく解釈

言葉・言語

「お嬢様」「成金」という表現にはどのような違いがあるのでしょうか。

どちらも日常的によく使われる表現ですが、違いがわからないという人もいるかもしれません。

ここでは「お嬢様」「成金」という言葉の意味や使い方について詳しく紹介していきます。

「お嬢様」と「成金」各々の解釈

「お嬢様」「成金」のそれぞれの意味や使い方の解釈をします。

「お嬢様」の意味や使い方

「お嬢様」というのは「育ちの良い女性」という意味です。

一般的には両親がお金持ちであったりして裕福な家庭に育っている、先祖代々由緒ある家庭に生まれた、周りに大切に育てられてきた、などというイメージが強く、そのために「世間知らず」「苦労知らず」などというニュアンスを持つこともあります。

「お嬢様」「嬢」に接頭語の「お」をつけた形になりますが、これは二重敬語ではありません。

敬語ではなく、美化語になります。

「成金」の意味や使い方

「成金」というのは「元は貧乏だったのが急に金持ちになった人」という意味になります。

もともとは「将棋において低い位置にいた駒が金将と同じ階級に変化する」という意味であり、ここから転じて「急激に富裕になった人」を指すようになりました。

そのため、「本当のお金持ちではない」などと批判されることもあります。

例えば株で大儲けをした、宝くじが当たった、などという理由でお金持ちになった人は「成金」と捉えられています。

「お嬢様」と「成金」の違い

「お嬢様」「成金」の大きな違いとしては、「お嬢様」というのは豊かな家や由緒正しい家で生まれ育った女性を指しており、「成金」はお金持ちになった張本人を指しているという点になります。

また、「お嬢様」はお金がある家で育ったとは限りません。

確かに、豊かな家で育てられた女性も「お嬢様」ですが、貧乏だけれど由緒正しい家で育った女性なども「お嬢様」になります。

それに対し、「成金」というのはあくまでも「急にお金持ちになった人」を指しており、貧乏で成金、はありません。

「お嬢様」と「成金」各々を使った例文と意味を解釈

「お嬢様」「成金」を使ったそれぞれの例文とその意味を解釈していきます。

「お嬢様」を使った例文と意味を解釈

「彼女はお嬢様育ちだから、世間知らずなところがある」

「お嬢様」というのは経済的に豊かな家庭や由緒正しい家で育った女性を指しますが、その一方で世間知らずというニュアンスを与えることもあります。

「彼女はお嬢様だから」などと言われることもあり、批判的に捉えられることもあります。

この場合、一般の人がするような苦労をしていない、お金のありがたみをわかっていない、最初から地位のある家で生まれたから地位のない人の気持ちがわからない、などという意味で使われます。

「成金」を使った例文と意味を解釈

「あの人は成金だから、お金に対して執着しているよね」

「成金」は本当のお金持ちではないと思言われています。

というのは、急激にお金持ちになったからこそお金があるのにお金に執着しており、心に余裕がない、などと言われることもあるのです。

また、「成金」は資産運用などのやり方がわからず、せっかくお金を得てもあっという間に使い切ってしまうこともあるかもしれません。

お金持ちの場合は投資をし、うまく運用しているケースが多いですが、「成金」の場合は運用できないこともあります。

まとめ

「お嬢様」「成金」はこのように意味が異なります。

また、「お嬢様」という表現も批判的に使われることがありますので、文章の前後関係に応じてニュアンスが変わることもあります。