「レスポンスタイム」と「ターンアラウンドタイム」はウェブサイトやアプリの処理速度の指標と関係する紛らわしい二つのIT用語ですが、「レスポンスタイム」と「ターンアラウンドタイム」の違いを正しく理解できているでしょうか? この記事では、「レスポンスタイム」と「ターンアラウンドタイム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「レスポンスタイム」とは?
「レスポンスタイム」とは、「ウェブサイトやアプリなどのシステム(サーバー側)に指示・入力をしてから、システム(サーバー)から反応が返ってくるまでの情報処理時間」を意味しています。
「レスポンスタイム」というのは「システム(サーバー)の応答時間」であり、ユーザー端末側の入力(インプット)や出力(アウトプット)の時間は含んでいません。
「ターンアラウンドタイム」とは?
「ターンアラウンドタイム」とは、「サーバー側のレスポンスタイムを含めた入力・サーバー処理・出力までの総時間」の意味を持っています。
「ターンアラウンドタイム」というのは「ユーザー端末側の入力(インプット)・出力(アウトプット)の時間も含めた総時間」なので、常に「レスポンスタイム」よりも長くなる特徴があります。
「レスポンスタイム」と「ターンアラウンドタイム」の違い!
「レスポンスタイム」と「ターンアラウンドタイム」の違いを、分かりやすく解説します。
「レスポンスタイム」も「ターンアラウンドタイム」も、アプリケーションやシステムの情報処理にかかる時間を意味している点では同じですが、常に「ターンアラウンドタイム」のほうが「レスポンスタイム」よりも長くなるという違いを指摘できます。
「レスポンスタイム」というのは「サーバーなどのシステムに入力してから反応が返ってくるまでの時間」だけを意味していますが、「ターンアラウンドタイム」という用語は「レスポンスタイムに加えて、ユーザー端末における情報の入力・出力の時間」までも含んでいるという違いがあります。
まとめ
「レスポンスタイム」と「ターンアラウンドタイム」の違いを分かりやすく解説しましたが、いかがだったでしょうか? 「レスポンスタイム」という言葉は、「システム(サーバー)に指示・入力を行ってから、反応が返ってくるまでの情報処理時間」を意味しています。
それに対して、「ターンアラウンドタイム」というのは「レスポンスタイムを含めた入力・サーバ処理・出力までの総時間」の意味合いを持っています。
「レスポンスタイム」と「ターンアラウンドタイム」の違いを詳しく調べたい時には、この記事の内容をチェックしてみてください。