この記事では、「応対」と「対応」の違いを分かりやすく説明していきます。
「応対」とは?
「応対」の意味と使い方について紹介します。
意味
「応対」は「おうたい」と読み、「他人に対して受け答えをすること」と言う意味です。
使い方
「応対」は、特定の相手と接してやりとりをすることを言います。
人に対して使われる言葉で、相手と上手にコミュニュケ―ションを取ることを表しています。
ビジネスでは「電話応対」として使われることが多く、相手に対して適切に受け答えをするスキルのことを言います。
「応対」は基本的に相手とコミュニケーションを取ることであり、それにより問題を解決したり、何かの行動を取ることは含まれません。
「対応」とは?
「対応」の意味と使い方について紹介します。
意味
「対応」は「たいおう」と読み、「周囲の状況に応じて問題を処理する為に行動すること」という意味です。
使い方
「対応」は、その時の状況により判断して行動することを言います。
人やものごと全てに幅広く使える言葉で、実際に問題解決の為に行動することを表します。
「対応が早い」は、問題が起きた時に解決する為の行動が早いことを表します。
「対応が良い・悪い」は、相手の接客態度ではなく、こちらが満足のいく様な行動を取ってくれるか、くれないかということです。
「応対」と「対応」の違い!
「応対」は、対象は人に限られ、「相手になって受け答えをすること」です。
「対応」は、対象は人やものごとなど全てで「問題解決に向けて行動すること」という意味です。
まとめ
「応対」と「対応」は、受け答えをすることか、行動することかという違いがあります。
ビジネスでよく使われる言葉ですので、意味の違いを理解しておきましょう。