この記事では、「筋肉」と「筋」の違いを分かりやすく説明していきます。
「筋肉」と「筋」とは?
「筋肉」の意味と概要について紹介します。
意味
「筋肉」は「きんにく」と読み、「動物の身体に存在する組織の一つで、小さい繊維が束になったもの。伸縮性があり、収縮することで関節を動かしたり、力を発生させる運動器官のこと」という意味です。
概要
「筋肉」は、身体の各部位に存在する運動器官で、文字通り細かい筋が集まり形成された肉のことです。
「筋肉」は大きく分て「平滑筋・骨格筋・心筋」の3つがあり、それぞれ収縮力や働きに違いがあります。
「平滑筋」は、内臓や血管などの壁にある筋肉です。
「骨格筋」は、身体の各部位にあり、骨と骨をつなぐ筋肉です。
「心筋」は、心臓の筋肉で、自分の意思では動かせません。
「筋」とは?
「筋」の意味と概要について紹介します。
意味
「筋」は「すじ」と読み、「筋肉と骨格を結合する組織」という意味です。
概要
「筋」は「腱(けん)」とも呼ばれ、身体の各部位にあり、関節や筋肉と、骨とのつなぎ目の部分のことを言います。
筋肉程の伸縮力はありませんが、繊維質が多く弾力性に富んでいて、伸ばすことにより力を発生させます。
ふくらはぎの「ヒラメ筋」や、かかとの「アキレス腱」などが知られています。
スポーツ選手で「筋を痛めた」というのは、伸ばし過ぎてこの部分に炎症が起きている状態です。
「筋肉」と「筋」の違い!
「筋肉」は、「細かい筋でできていて、伸び縮みすることで、身体の各部位を動かす器官」です。
「筋」は、「筋肉と骨を繋ぐ器官」です。
まとめ
「筋肉」と「筋」は、部位と働きが違います。
特にスポーツをする人は違いを覚えておきましょう。