「燥ぐ」と「騒ぐ」は同じような意味を連想する区別しづらい二つの言葉ですが、「燥ぐ」と「騒ぐ」の意味の違いを正しく理解できているでしょうか?
この記事では、「燥ぐ」と「騒ぐ」の意味の違いを、分かりやすく説明していきます。
「燥ぐ」とは?
「燥ぐ(はしゃぐ)」とは、「仲の良い友達がいたり嬉しいことがあったりして、調子に乗って(ハイテンションになって)ふざけて騒ぐこと」を意味しています。
「燥ぐ」というのは、「嬉しい気持ちで感情が高ぶってふざけたり騒いだりすること」を意味している言葉です。
例えば、「久々に旧友と会えたので燥ぎました」といった例文で使うことができます。
「騒ぐ」とは?
「騒ぐ(さわぐ」とは、「うるさい音・声を出すこと」や「ざわざわとした音を立てること」、「大勢の人たちが強い反対・要求の声を上げるなどして不穏な騒動になること」を意味している言葉です。
また「騒ぐ」は、「パーティー・酒宴などで賑やかに遊ぶこと」や「評判になって人々にもてはやされること」、「落ち着きを失ってあわてること」などのいろいろな意味を持っています。
例えば、「夜遅くまでバーで騒いでいました」や「芸能人として騒がれている人物です」、「増税に反対の人々が騒いでいます」などの文章で使用可能です。
「燥ぐ」と「騒ぐ」の違い!
「燥ぐ」と「騒ぐ」の違いを、分かりやすく解説します。
「燥ぐ」も「騒ぐ」も「賑やかな感じで大きな声を出したりふざけたりすること」の意味は共通していますが、「燥ぐ」のほうが「嬉しくて調子に乗る」といった意味のニュアンスが強くなっている違いがあります。
「騒ぐ」には「ざわざわとした音を立てる」や「大勢の人が要求して不穏な事態になること」、「慌ててうろたえる」、「人々が評価してもてはやす」といったいろいろな多義的な意味合いがありますが、これらの意味は「燥ぐ」という言葉にはありません。
まとめ
「燥ぐ」と「騒ぐ」の意味の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「燥ぐ」という言葉は、「仲の良い友達などがいて、調子に乗ってふざけて騒ぐこと」を意味しています。
「騒ぐ」というのは、「うるさい音・声を出すこと」や「大勢が反対の声を上げるなどして不穏な騒動になること」、「パーティーなどで賑やかに遊ぶこと」などの意味を持っています。
「燥ぐ」と「騒ぐ」の意味の違いを詳しく調べたい時には、この記事の解説をチェックしてみてください。