この記事では、「超える」と「越える」の違いを分かりやすく説明していきます。
「超える」とは?
「超える」の意味と使い方について紹介します。
意味
「超える」は「こえる」と読み、「ある一定の基準や数値を遥かに上回る」「程度が甚だしい」という意味です。
使い方
「超える」は、ものごとの程度が甚だしいことを表す言葉です。
あるい一定数が決まっている時に、それを上回った状態に使われます。
尚、数値に関して使う時には、その数値は含まず、それより大きいことを表します。
「100を超える」の場合は、「100」は含まれず、「101以上」のことを言います。
また、「超える」は英語で“exceed”になり、何かの基準以上になる時に使います。
「越える」とは?
「越える」の意味と使い方について紹介します。
意味
「越える」も「こえる」と読み、「ある地点や時の境目から出ること」「ものごとの範囲や程度を上回ること」という意味です。
使い方
「越える」は、ある地点や境界を通過することを表します。
数値的なものではなく、場所や位置、時間などを通り過ぎたり、上を抜けて行くことを言います。
「踏み越える」「乗り越える」「峠を越える」など、何かが実際に通って行く様子に使われます。
「越える」は英語で“over”であり、上を通って行くイメージです。
「超える」と「越える」の違い!
「超える」は、「一定の基準を上回ること」です。
「越える」は、「場所や位置を通過すること」です。
まとめ
「超える」と「越える」は、明確な使い分けがあります。
会話では気にせずに済みますが、文字で書くときには注意しましょう。