「支流」と「主流」の違いとは?分かりやすく解釈

「支流」と「主流」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「支流」「主流」の違いを分かりやすく説明していきます。

「支流」とは?

「支流」とは?

「支流」の意味と使い方について紹介します。

「支流」の意味

「支流」「しりゅう」と読みます。

意味は「本流に流れ込む、または本流から分かれた規模の小さな川」「大元となる系統から分かれた派」「本家に対して分家のこと」です。

「支流」の使い方

「支流」は、本来は「本流(支流)」と呼ばれる、他の河川に合流する河川のことを言います。

「本流」は、「支流」よりも距離が長く、流量も多い河川のことを言いますが、長さだけではなく流域と流量で比較されるので、「本流」「支流」の区別がつきにくいこともあります。

また、この様な意味から転じて「大きな組織や派閥から分かれてできた小さな組織や派閥」「伝統芸能などで本家から分かれてできた分家」に対して使われる様になりました。

いずれも、大元の流れを引き継ぎながら、独自の解釈により変革させたものになります。

「主流」とは?

「主流」とは?

「主流」の意味と使い方について紹介します。

「主流」の意味

「主流」「しゅりゅう」と読みます。

意味は「支流が集まってできた、大きな河川」「思想や学問などの中心となる傾向」「組織や集団の中で、多数を占める派閥のこと」です。

「主流」の使い方

「主流」は、「本流」とも呼ばれ、規模の小さな川(支流)が流れ込む大きな河川のことを言います。

または、用水目的で作られた、「本流」から分かれて他方面に流れていく河川のことも表します。

ここから転じて、ある集団や組織において、多数派や最も強い傾向となる考え方などを表すこともあります。

正しいか間違っているかではなく、あくまで「中心的な傾向」に対して使います。

「支流」と「主流」の違い!

「支流」と「主流」の違い!

「支流」は、「本流(主流)に流れ込む河川」「大元から分かれた一派のこと」です。

「主流」は、「支流が流れ込む河川」「中心となる派閥や考え方のこと」です。

まとめ

まとめ

今回は「支流」「主流」の違いをお伝えしました。

「支流は分かれたもの」「主流は大元となるもの」と覚えておきましょう。