この記事では、「風景」と「景色」の違いを分かりやすく説明していきます。
「風景」とは?
「風景」の意味と使い方について紹介します。
意味
「風景」は「ふうけい」と読み、「視界に入る広い範囲の眺め」「ある場面の様子」という意味です。
使い方
「風景」は、人が目で見て観賞できるもの全てを含む言葉です。
海や山などの自然の眺めだけではなく、街並みや建物なども、眺めとして捉える時の表現です。
例えば「通勤風景」と言えば、その人が見ているのは駅周辺にいる人達を表します。
「作業風景」と言えば、工場やラボなどで、人が何らかのものごとを処理していることを表します。
つあまり、自分が眺めたいもの、注視したいものがあるもの全てに使える言葉なのです。
「景色」とは?
「景色」の意味と使い方について紹介します。
意味
「景色」は「けしき」と読み、「自然の眺めを鑑賞の対象にした言葉」という意味です。
使い方
「景色」は、自然に限定され、人が眺める対象としている様子を表します。
海や山など、自分が「素晴らしい」と感じた自然の眺めのことを言います。
「風景」も使えるのですが、「景色」の方が響き的に自然の美しさが伝わります。
但し、絶対に自然のみという訳ではなく、中に建物などが少し位入っていても、全体として捉える場合は「景色」と使います。
「風景」と「景色」の違い!
「風景」は、その人が観賞する眺め全てに使える言葉です。
「景色」は、その人が観賞する自然の眺めのみに使える言葉です。
まとめ
「風景」と「景色」は、「全ての眺め」か、「自然の眺め限定」かという違いがあります。
混同している人も多いので使い分け出来る様に覚えておきましょう。