この記事では、「禁煙」と「喫煙」の違いを分かりやすく説明していきます。
「禁煙」とは?
「禁煙」とは、タバコを吸わないことの表現です。
吸ってはいけないという意味で使うことも多く、この「禁煙」と分かるように書かれている場所では、タバコは吸えないと考えてください。
近年では各種の「電子タバコ」が登場しており、これらはUSBから充電し、電子的に火のように見えるLEDが光ったり、煙のような水蒸気が出る仕組みとなっており、周りへの害はほとんどないに等しいですが、タバコの一種には変わりないので、「禁煙」とされる場所では吸ってはいけません(電子タバコであればOKだといったような掲示がある場合は別になります)。
「喫煙」とは?
「喫煙」は、タバコを吸うことの表現になります。
「喫煙者」と使うと、「タバコを吸う人」という意味になり、「喫煙可」という掲示があれば、そこではタバコが吸えると解釈していいでしょう。
基本的に、先の電子タバコも一緒の扱いになり、一般的な紙巻タバコと一緒で、「喫煙可」という場所で吸わないといけません。
「禁煙」と「喫煙」の違い
「禁煙」と「喫煙」の違いを、分かりやすく解説します。
このように、「禁煙」と「喫煙」は、全く逆の意味になります。
ただし、「喫煙者」と使うと「タバコを吸う人」という意味になるのに対し、吸わない人に「禁煙者」とは用いません。
「喫煙」は、タバコが吸える場所の表現に「喫煙所」と使われることが多く、「禁煙」の方も、それが駄目だという意味で、乗り物で車両ごとに異なる場合に「禁煙車」とあれば、その車両ではタバコを吸うことはできません。
近年では、世界的に「禁煙」を推奨する傾向となっていますが、タバコの歴史は約500年もあり、嗜好品でもある為、一概に健康に悪いだけの存在だとも言い切れないところがあります。
まとめ
「禁煙」と「喫煙」は、このような意味になります。
どちらもタバコに関する言葉で、正反対の意味だと覚えておいてください。