この記事では、「駆け込む」と「走る」の違いを分かりやすく説明していきます。
「駆け込む」とは?
「駆け込む」とは、急いでどこかの場所や建物などに入ることの表現です。
よく見聞きする「駆け込み乗車」がその例ですが、そのような行為は危険なので、もちろん推奨されません。
「雨が降ってきたので、慌てて家に駆け込んだ」のような使い方になり、この「慌てて」などの更に急いでいる様子の表現と合わせて使われることも多いです。
「走る」とは?
「走る」は、「歩く」との対比で、それより速く「駆ける」様子になります。
乗り物で移動する時にもその様子に対して使われ、「雨が降ってきたので、駅まで走ることにした」とすると、歩きから急ぐ為にそのように変えたと表現しており、「車で走ると20分もかからない」などと使った時には、車での移動のことだと分かります。
また、物事が(スムーズに)進むことの表現として使うこともでき、こちらの解釈で、「ようやく、この業務も走り出した」のようにビジネスでもよく用いられています。
そして、コンピューターの世界では、プログラムが動いている様子に使われることがあり、「バグがあるのか、うまく走らない」といったような表現がまま見られます。
「駆け込む」と「走る」の違い
「駆け込む」と「走る」の違いを、分かりやすく解説します。
「駆け込む」は、急いでどこかに入り込むという意味になり、多くの場合は「走る」行為が伴っていると考えていいでしょう。
その「走る」は、足で歩く様子より速く移動すること、または乗り物による移動の表現で、比喩として、物事が進む様子や、コンピューターのソフト的な動作に用いることもできます。
まとめ
「駆け込む」と「走る」は、このような言葉です。
「駆け込む」は、急いでどこかに入ることですが、「駆け込み寺」という形にすると、「困った時に急いで向かう為の場所」という解釈になることも覚えておいてください(特殊な使い方になります)。