「経費」と「費用」の違いとは?分かりやすく解釈

「経費」と「費用」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「経費」「費用」の違いを分かりやすく説明していきます。

「経費」とは?

「経費」とは?

「経費」とは、収入を得る為に必要となる「費用」のことです。

例えば、ある商品を800円で仕入れ、1000円で販売した場合、その仕入れに掛かった800円は「経費」となります。

また、販売の為に交通費などの他の出費があった場合には、それも「経費」として計上できます。

このように、主に商売を営んでいる人が使用する言葉で、収入からこれが引かれたものが「所得」という扱いになり、課税対象となります。

どこかに雇用されている場合でも、「経費」と認められるものに掛かる「費用」は雇用主から出され、自分で負担する必要はありません。

「費用」とは?

「費用」とは?

「費用」は、何かを得る為に掛かる金額になります。

形のあるものだけでなく、それがサービスという場合もあり、それに掛かる金額も同様に「費用」と表現して構いません。

よって、物の購入に遣う場合はもちろん、自動車の駐車場の料金も、そのような場所の提供を受ける為の「費用」です。

この言葉はビジネスだけでなく、一般でもよく使用され、「○○は費用が掛かり過ぎて~」「旅行の為の費用として~」などと用いられています。

「経費」と「費用」の違い

「経費」と「費用」の違い

「経費」「費用」の違いを、分かりやすく解説します。

「経費」は、商売行為で収入を得る、もしくは仕事の為に必要となる「費用」のことです。

こと商売において、これは少ないに越したことはないと思われるかも知れませんが、同じ収入であれば、これが多いほど「所得」が低くなり、それに応じた課税額を抑えることができます。

よって、商売人は、毎年の確定申告のシーズンには、どれだけ「経費」として計上できるかという計算で忙しくなるものです。

まとめ

まとめ

「経費」「費用」は、このような違いになります。

「費用」は、「経費」も含む表現で、様々なことに掛かる金額に対して使える言葉となっています。