「気分一新」と「心機一転」の違いとは?分かりやすく解釈

「気分一新」と「心機一転」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「気分一新」「心機一転」の違いを分かりやすく説明していきます。

「気分一新」とは?

「気分一新」とは?

「気分一新」とは、何か物事をするにあたって、それまでの気分のままではなく、新しい気持ちになることを言います。

通常、ネガティブな気持ちを捨てて、ポジティブな気持ちになって始めるといった時に使います。

前向きになるといったいい意味で使うことがほとんどですので、前向きから後ろ向きになる、ポジティブからネガティブになるといった時には使わないよう注意してください。

「心機一転」とは?

「心機一転」とは?

「心機一転」とは、ある出来事が起こったり、何かがきっかけとなることで、その人の気持ち、心をそれまでとは変えることを言います。

これは気持ちが良い方向に変わる時に使う言葉であり、ある出来事で転落した、それがきっかけで悪事に手を染める、そのような変化に対して使う言葉ではありません。

これまでとは違う新しいことを始める、生き方を良い方向へ変える、環境や人間関係を、プラスに変わらせようとする時などに使います。

「気分一新」と「心機一転」の違い!

「気分一新」と「心機一転」の違い!

「気分一新」「心機一転」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも前向きな気持ちを表す言葉という点では共通です。

違いとしましては、「気分一新」とは気持ちを前向きに変えるという時に使うことです。

何か外部からの刺激、物事の変化があってではなく、自分の心の持ちようの変化です。

一方で「心機一転」とは前向きに変える行動に使いますが、その前に何かきっかけとなることが起こっているのが特徴です。

例えば「リストラにあった時は辛かったが、違う業種で心機一転頑張ることにした」「離婚で精神的に落ち込んだけど、心機一転、新しい土地でやり直すことにした」などと使います。

まとめ

まとめ

いかがでしたか。

「気分一新」「心機一転」の意味と違いを説明しました。

どちらも似た意味合いの言葉ですので何となく意味は通じます。

しかし、微妙な違いを理解して正しく使い分けていきましょう。