この記事では、「迷う」と「彷徨う」の違いを分かりやすく説明していきます。
「迷う」とは?
「迷う」の意味と使い方について紹介します。
意味
「迷う」は「まよう」と読み、「進むべき道や方向が分らなくなる」「決断できない」「欲望や誘惑に負ける」「霊が成仏できないでいる」「紛れ込む」「あちこちうろうろする」という意味があります。
使い方
「まよう」は、目標や目的に向かっている時に、感覚が乱れてしまい道や方向が分らなくなってしまったり、すぐに判断できずにぐずぐずすることを言います。
基本的に、何かやるべきことがあるのにスムーズに行動できなくなり、困っている様子に使われます。
どうなるか分らずに自分で正しい判断ができなくなり、心が弱くなる状態です。
「彷徨う」とは?
「彷徨う」の意味と使い方について紹介します。
意味
「彷徨う」は「さまよう」と読み、「あてもなく歩き回る」「あちこち移動する」「心が安定しない」という意味があります。
使い方
「彷徨う」は、あてもなくあちこち移動していく様子に使います。
「彷徨(ほうこう)」は元々名詞で動詞化した言葉であり、意味は「彷徨う」と同じです。
目的が定まらずにうろうろとすることを表し、実際に歩き回ることだけではなく、「生死の境を彷徨う」など、精神的な様子にも使われます。
「迷う」と「彷徨う」の違い!
「迷う」は、「分らなくなる」「決められない」という意味です。
「彷徨う」は、「あてもなくあちこち動き回ること」という意味です。
まとめ
「迷う」と「彷徨う」は、全く意味が違います。
どの様な状況にあるのか理解してから使う様にしましょう。