「かかずらう」と「たずさわる」の違いとは?分かりやすく解釈

「かかずらう」と「たずさわる」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「かかずらう」「たずさわる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「かかずらう」とは?

「かかずらう」とは?

「かかずらう」とは、関わるという意味になる言葉です。

「ちょっとした物事にかかずらうことになってしまった」のような使い方になり、漢字では「拘う」と表記します。

ですが、単に関わるという意味ではなく、「面倒なことに関わる」といった解釈になる表現で、上の例のように、本来は関わりたくないのにそうなってしまった、関わりたくないという用い方がほとんどになると覚えておいてください。

「たずさわる」とは?

「たずさわる」とは?

「たずさわる」は、関係する、関わると解釈される言葉になります。

こちらは漢字では「携わる」となり、「あのプロジェクトにたずさわることになった」と使うと、そのプロジェクトに関わることになったと言っていると考えていいでしょう。

この「わずさわる」は、いい意味で使うことの方が多い言葉で、面倒ことに巻き込まれてしまったといった時には用いません。

そういう場合には、先の「かかずらう」の方を使ってください。

「かかずらう」と「たずさわる」の違い

「かかずらう」と「たずさわる」の違い

「かかずらう」「たずさわる」の違いを、分かりやすく解説します。

「かかずらう」は、嫌なことに関わることになった、できれば関わりたくないというニュアンスになる表現です。

よって、「そんな事業にかかずらうことになったのか」と言った時には、その事業が誰もあまり関わりたくないものだということまで同時に分かります。

「たずさわる」は、悪いことには使わない表現なので、「今度たずさわることになった仕事だけど~」としただけで、その仕事に関係しても特に悪いことはなく、むしろ、すすんで希望したいくらいの対象だと考えることができます。

まとめ

まとめ

「かかずらう」「たずさわる」は、このような違いになります。

「かかずらう」と使われた時には、できれば関わりたくない、避けたい対象だと解釈して構いません。