この記事では、「一人称」と「二人称」の違いを分かりやすく説明していきます。
「一人称」とは?
「一人称」とは、自分のことを表す言葉です。
日本語では、「僕」や「私」などがよくこれとして用いられ、「一人称は何と使う?」などと聞かれた時には、いつも使っているものを挙げればいいでしょう。
自分の名前自体になることもあり、特に若い女性は、そのように発言することも多いです。
ただし、子供っぽい表現になってしまう為、特にそうしなければならない理由が無ければ、あまりそう使うものでもありません。
尚、自分たちとなる複数の場合の表現にも使う言葉で、そちらでは、「我々」、「自分ら」などがその例になります。
特定の固有名詞を使った「○○一同」といった対象も、使い方によってはこの「一人称」になります。
「二人称」とは?
「二人称」は、相手の表現になります。
「君」や「あなた」がよく用いられますが、これも相手の名前自体でも問題ありません。
蔑称となる「お前」や「こいつ」といった表現もあり、「一人称」よりこれとして使われる言葉は多く存在しています。
こちらにも、相手が複数の時の表現があり、「君たち」や「あなた方」といったような言葉がそれに当たります。
「一人称」と「二人称」の違い
「一人称」と「二人称」の違いを、分かりやすく解説します。
「一人称」は、自分(たち)のこと、「二人称」は、相手(方)のことだと覚えておけばいいでしょう。
この他に、「三人称」という言葉もあり、こちらは、自分(たち)と相手(方)以外の人が登場する場合に、その人(たち)を指して使う表現になります。
例えば、「彼」や「彼女ら」といった言葉がそれとして用いられます。
まとめ
「一人称」と「二人称」は、このように違います。
英語の学習でも使われることが多い言葉で、そちらでは、「一人称」としては“I”、「二人称」だと“you”がよく用いられます。