この記事では、「写真集」と「フォトブック」の違いを分かりやすく説明していきます。
「写真集」とは?
写真がほぼ全ページを占め、解説などは記載されていない本のことで、プロが芸能人や動物を撮影したもの掲載したものを写真集と呼ぶケースが多いです。
なお、販売時のタイトルに写真集とついているケースもかなり多くなっています。
インターネット上においては電子書籍のスタイルで提供しているものを写真集と呼びますが、写真を多数掲載しているタイプのホームページは写真集とは呼ばれていません。
個人でも写真集を作れるサービスも存在しており、自費出版のものやフォトブックのサービスの一部としてのものがあります。
「フォトブック」とは?
デジタルカメラやスマホで撮りためた写真で作るオリジナル写真集のことと指すケースも有り、カメラ店などにおいて作成できるサービスも用意されています。
フォトブックは写真集と異なり、写真に対する解説や紹介文が添えられることが挙げられますが、一般的な写真集と外見がほとんど変わらないものを作ることも可能です。
この場合の写真集とフォトブックの見分け方は出版社発行によるものか、カメラ店、フィルム会社によるサービスなのかで判別することが可能です。
フォトブックのサービスによってはサイズの小さいもの、自動でレイアウトを決めてくれるもの、装飾を加えてより楽しい写真を作れるものなど多彩なサービスがあります。
出版社によるフォトブックは写真が中心に構成されている本という点が基本ですが、インタビューが掲載されていたり、文字によって楽しませる要素がある点が写真集との大きな違いです。
タレントのフォトブックもいくつかあり、出版社にフォトブックもタイトルにフォトブックと付けられています。
ただし、写真集と同じ写真を使用してフォトブックも同時に発売するというケースはありません。
「写真集」と「フォトブック」の違い
「写真集」と「フォトブック」の違いを、分かりやすく解説します。
出版社による写真集とフォトブックは写真を中心とした一冊の本で、基本的には一人のタレントやグループ、猫や飛行機など一つの対象をテーマにしており、消防車とダムなど関連の薄いふたつのテーマを扱うことはありません。
写真集は文章による写真の解説はほとんどなく、フォトブックはインタビューページがあるなど文章で楽しませる要素があります。
個人制作できるサービスではフォトブックという名称が多く使われており、ページ内であれば写真を自由に集めて一冊の本に出来、文字や装飾を加えることが出来ます。
サービスによっては出版社による写真集に近い文字の少ないものを作ることも可能です。
まとめ
写真集とフォトブックは出版社によるものであれば文字によるページの有無で判別が可能となっており、個人で制作できるものは多くはフォトブックと呼ばれますが、こちらも文字や装飾が多いものはフォトブック、写真のみのものは写真集と区別が可能です。