「非行」と「不良」の違いとは?分かりやすく解釈

「非行」と「不良」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「非行」「不良」の違いを分かりやすく説明していきます。

「非行」とは?

「非行」とは?

「非行」とは、法に反する行いや、社会的な道徳に反するような行為を表す言葉です。

広い意味では、決まりを守らないという解釈も可能で、学生が学校にきちんと通わず、昼間から遊び回っているような行為に対して使われることも多いです。

「非行にはしる」と使われると、そのようなことをし出すという解釈になり、「非行経験がある」とした時には、そんな経験があるという意味になります。

「不良」とは?

「不良」とは?

「不良」とは、先の「非行」にはしってしまった姿に対して、または何かの状態が悪いことの表現になります。

前者としては、「昔は不良だった」のように使われ、後者では、「状態が不良だ」といったような用い方になります。

日常生活では、「接触不良」という使い方がよく見られ、そのまま接触が悪いという意味になります。

スイッチを入れたのに、電気が点かないことがある、または完全に点かないといった状態がそれに当たります。

「非行」と「不良」の違い

「非行」と「不良」の違い

「非行」「不良」の違いを、分かりやすく解説します。

「非行」は、法に反するような行為、または決まりを守らないような悪い行い全般の表現になります。

こちらが「行為」自体の表現なのに対し、「不良」は、そのような行いをする存在という意味になる点が違いだと考えていいでしょう。

また、「不良」は、先のように何かの状態の悪さの表現としても使うことができ、「視界が不良だ」とすると、よく見えないという表現になります。

「天候不良により、今日の運行は見合わせます」といったような使われ方も、乗り物ではまま見聞きします。

そのような使い方で、天候が悪い為に運行ができないと表現できます。

まとめ

まとめ

「非行」「不良」は、このように違います。

「非行」は、行為そのもので、「不良」は、そういったことを行う姿だと解釈してください。