この記事では、「大陸」と「島」の違いを分かりやすく説明していきます。
「大陸」とは?
「大陸」とは、周りを海で囲まれた陸地のことです。
ご存知のように、地球はその約7割が海で、陸地は約3割に過ぎません。
よって、すべての陸地はこの「大陸」ということになりますが、その中でも小さな陸地には使わない言葉で、大陸と呼べる最小の対象は、「オーストラリア大陸」になります。
地球には、先のオーストラリア大陸以外に、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、南極大陸と、合わせて6つの大陸が存在し、北極は「大陸」には入りません。
それは、南極は氷に覆われた陸地ですが、北極には陸地が存在しないからです。
日本でこの「大陸」とだけ使った時には、「ユーラシア大陸」のことを指していると解釈して構いません。
「大陸からの高気圧が~」、「大陸側の地域では~」のような使い方は、全てその意味で用いています。
「島」とは?
「島」は、先の「(オーストラリア)大陸」より小さい陸地に使う言葉になり、いくつかをまとめて「諸島」と呼ぶ場合もあります。
海に囲まれている陸地が1つの「島」になり、日本はいくつかのこの「島」で構成されている国家です。
大きく分けて、北海道、本州、四国、九州、沖縄本島の5つの島があり、それ以外は「諸島」と表現しています。
尚、その小さな諸島の数は、約7000にも及びます。
このような国は日本の他にもあり、例えば、インドネシアはスラウェシ島やジャワ島などから構成されている国家です。
「大陸」と「島」の違い
「大陸」と「島」の違いを、分かりやすく解説します。
「大陸」は、地球上で6つしか存在せず、その最小の存在が「オーストラリア大陸」です。
「島」と呼ばれる陸地は、世界に無数に存在し、日本だけでも約7000もあり、インドネシア諸島と呼ばれる島の数は、13000以上にもなります。
まとめ
「大陸」と「島」は、このように違います。
世界の「島」の中には、名前が付いていないものも多く存在し、日本の中にもそのような「島」が存在しています。