この記事では、「すみません」と「すいません」の違いを分かりやすく説明していきます。
「すみません」とは?
「すみません」の意味と使い方について紹介します。
意味
「すみません」は、「相手への謝罪の気持ちが強いこと」「相手に対して申し訳なく、心が晴れない状態で」を表す言葉です。
使い方
「すみません」は、漢字で書くと「済みません」になります。
動詞「済む」に打ち消しの助動詞「ぬ」が付き「済まぬ」になり、さらにその丁寧語「済みませぬ」が変化した言葉です。
「済まぬ」は「仕事がおわらない」「用事が済まない」という意味で、ここから転じて「すみません」で「気持ちがおさまりません」という意味で使われる様になりました。
「すみません」にはその他にも人に声をかける時や、お礼を言う時にも使われます。
「すいません」とは?
「すいません」の意味と使い方について紹介します。
意味
「すいません」は、「すみません」と同じ意味で、よりカジュアルにした言葉です。
使い方
「すいません」は、本来「すみません」が変化した言葉で、謝罪や感謝を意味する言葉として日常的に使われています。
意味は「すみません」と同じですが、更にカジュアルな表現で、人に対して親しみを込めたり、謝罪やお礼の意味としてあまり深刻ではない時に使われます。
話し言葉として人に気軽に声をかけたり、普段ちょっとした親切をして貰った時に使う表現で、文章に使われることは滅多にありません。
「すみません」と「すいません」の違い!
「すみません」と「すいません」は、「すまない」の丁寧な表現であり、どちらも「気が済まない」という意味です。
「すみません」が言い易い様に変化して「すいません」になりました。
まとめ
「すみません」と「すいません」は同じ意味の言葉です。
「すいません」はカジュアルな表現ですので、ビジネスでは使わない様にしましょう。
