「ガラパゴス化」と「過疎化」の違いとは?分かりやすく解釈

「ガラパゴス化」と「過疎化」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「ガラパゴス化」「過疎化」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ガラパゴス化」とは?

「ガラパゴス化」とは?

「ガラパゴス化」とは、その国や地域だけで独自に発展・進化してしまい、それ以外との釣り合いがとれなくなったり、互換性などが無くなってしまうことの表現になります。

一時期の日本の携帯電話がそのいい例で、世界標準の規格とは言い難かった為、海外では使えないこともないものの、機能が制限されてしまうなどの弊害が起こっていました。

その後に今のスマホの時代になり、端末自体が海外製ということも増えてきており、ようやくこの「ガラパゴス化」が解消されたと言っていいでしょう。

「過疎化」とは?

「過疎化」とは?

「過疎化」とは、寂れてしまうことの表現になります。

「この村も、すっかり過疎化してしまった」のような使われ方になり、具体的には人口が減り、産業もすっかり衰退してしまうのがこの「過疎化」です。

以前と比較しての表現になる為、かなり栄えていた都市などでは、少し人が少なくなった程度でもこのように表現されることがあります。

それでも、元々それほど栄えてはいない村などと比較すると、まだまだ充分に栄えていると言えそうですが、その都市としては「過疎化」したということになります。

「ガラパゴス化」と「過疎化」の違い

「ガラパゴス化」と「過疎化」の違い

「ガラパゴス化」「過疎化」の違いを、分かりやすく解説します。

「ガラパゴス化」は、孤立した中で独自に栄えてしまうことで、「過疎化」は、衰退してしまうことの表現です。

「過疎化」してしまった元々小さな集落などが、再び栄えるのはとても難しく、時代と共に消えていくそれらも多いのが実情となっています。

まとめ

まとめ

「ガラパゴス化」「過疎化」は、このように違う言葉です。

「ガラパゴス化」は、その中だけであれば何も問題ありませんが、グローバルな視点で見ると決してプラスではないのは、先の携帯電話がその実例だと言えそうです。