この記事では、「振込」と「払込」の違いを分かりやすく説明していきます。
「振込」とは?
「振込」(ふりこみ)とは、銀行などの金融口座へお金を移動させることです。
「振込」が行われた金額は、その口座での管理となり、銀行のそれだと、そこにいくら存在する、それだけ入っていると表現されます。
これは、銀行などの金融機関の口座から行う場合と、直接現金で行う場合があります。
株式やFXなどの金融取引では、まずそれらの為に専用の取引用の口座が必要になります。
そこに投資に遣う金額を「振込」するところから始まり、売買や金利によって得られる利益の管理は、その口座から支払う、そこに受け取るという形になります。
最後に現金にするには、原則的に銀行などの金融機関の口座にそこから「振込」を行います。
「払込」とは?
「払込」(はらいこみ)とは、その為の用紙に従った支払いのことで、払込用紙」という名前で各種の請求が送られてくることがありますが、その内容の通りに郵便局やコンビニなどの窓口からお金を支払う行為がこの「払込」です。
これにより、その金額が振込用紙(の内容)と紐付いている相手先の口座に「振込」されることになります。
そのように「払込用紙」が用意されている場合だけでなく、「払込」での支払いが要求される場合には、その支払いが行える各種の窓口(主に郵便局)に備え付けられている「振込用紙」に自分で金額などを記入して利用することもあります。
「振込」と「払込」の違い
「振込」と「払込」の違いを、分かりやすく解説します。
「振込」は、銀行や証券会社などの口座にお金を移動させることで、これによって「振込」した金額がそれらの口座の残高となります。
「払込」は、「払込用紙」によって行うもので、その用紙は内容が予め記載されたものが用意されている場合と、自分で記入が必要な場合があります。
最近ではATMからでも可能なことがあり、それにより、相手先の該当する金融機関の口座にその金額が移動します。
まとめ
「振込」と「払込」は、このような違いになります。
「振込」も「払込」も、どこかの口座に対してお金が移動することには変わりませんが、「払込」には、その為の用紙が必要になる点が一番の違いだと考えていいでしょう。