この記事では、「損害保険」と「生命保険」の違いを分かりやすく説明していきます。
「損害保険」とは?
「損害保険」とは、予期しないアクシデントによる事故や災害による損害のへの備えになる保険のことです。
具体的には、事故による傷害や死亡の為の保険、自動車の保険や、火災保険、それに付帯する地震保険などがこれに当たり、これら全ての総称が「損害保険」になります。
よって、個別に自動車の保険だけに入っても構わず、全てに入ることもできますが、それぞれに対して掛け金が必要になり、補償の内容によってその金額は様々です。
「生命保険」とは?
「生命保険」は、大きく分けて二種類で、死亡保険と医療保険に分かれます。
前者は、当人が死亡したり、定められている高度障害になってしまった時の為の保険で、後者は病気や入院に備える為の保険になります。
「医療保険」は、「生命保険」と区別されることもありますが、大きな分類として「生命保険」の中に入ると考えていいでしょう。
尚、事故による死亡の場合は、先の「損害保険」にも該当する場合が多いですが、病気による場合はこちらが対象です。
「損害保険」と「生命保険」の違い
「損害保険」と「生命保険」の違いを、分かりやすく解説します。
事故による死亡の場合(高度障害の場合も含みます)こそ、この両方に該当する場合がありますが、「損害保険」は、突然のアクシデントの為の保険で、「生命保険」は、病気に備えるものだと考えてください。
これらは任意での加入になる為、何にも入らなくても構いません。
例外として、自動車やバイクを所持していると、必ず入らなくてはいけない保険があり、そちらは任意で加入する「任意保険」と対比して、「自賠責保険」と呼ばれます。
そして、こちらは「損害保険」に該当します。
まとめ
「損害保険」と「生命保険」は、このような違いになります。
無理にどちらに該当するのかと考える必要はなく、目的別に「自動車保険」、「火災保険」などと呼ばれることの方が多いかも知れません。
