「健在」と「顕在」の違いとは?分かりやすく解釈

「健在」と「顕在」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、同音の「健在」「顕在」の違いを分かりやすく説明していきます。

「健在」とは?

「健在」とは?

「健在」とは、これまでと変わらない様子の表現になります。

手紙において、「益々ご健在のことと、お喜び申し上げます」と用いると、「お変わりのない様子で何よりです」といった社交辞令とも言える挨拶の表現になります。

また、技量や能力が衰えていないという解釈でもよく使われる言葉で、「全盛期の腕前は未だ健在だな」といったような使い方もよく見聞きします。

この場合には、全盛期から全く衰えていない腕前のままだと表現しています(社交辞令でこのように使うこともあります)。

「顕在」とは?

「顕在」とは?

「顕在」は、それが形として表れているという意味の言葉です。

この「顕在」のままではなく、「顕在化」「顕在層」のような形にした使い方が多く見られ、「問題が顕在化した」と言えば、問題がそれと分かるように浮かび上がったという解釈になります。

「顕在層」は、「潜在層」と対比する言葉で、そうだと明確になっている層(人たち)という意味になります。

「顕在層はそう多くはないが、潜在層はかなりのものだろう」のように使われています。

「健在」と「顕在」の違い

「健在」と「顕在」の違い

「健在」「顕在」の違いを、分かりやすく解説します。

「健在」は、それまで通りだという表現になり、先の腕前のような対象によく用いられています。

「ご健在」と使うと、変わりなく元気な様子を表すことができます。

「顕在」は、目に見えて表れた、表れているという意味になる言葉で、先のように「潜在」の対比表現として用いられることが多いです。

「顕在化」した対象は、それと分かる人には分かるという解釈になり、誰の目にも明らかという意味まではありません。

まとめ

まとめ

「健在」「顕在」は、このような意味になります。

「健在」は、前と変わっていない様子や腕前だという解釈になり、「顕在」は、表れているという意味なので、同音でも解釈は全く異なる言葉です。