この記事では、「個人主義」と「利己主義」の違いを分かりやすく説明していきます。
「個人主義」とは?
「個人主義」とは、個人個人の意見や主張を尊重することです。
日本やアメリカが、このような社会だと言われており、資本主義経済の国において多く見られます。
この「個人主義」では、「人は人」という考え方にも繋がる為、他人との関係が希薄になるとも考えられています。
また、日本は「個人主義」と言うよりは、全体として1つだという考え方をする「全体主義」だと評されることもあり、どちらかなのかという明確な結論は出ていません(これについては、特に明確にする必要もありません)。
「利己主義」とは?
「利己主義」とは、自己の利益や欲望を最優先する考え方になります。
こちらは社会的なものに当てはめて使うのではなく、そのように見える人に対し、「あいつは利己主義が甚だしい」などと用いる為の言葉です。
この「利己主義」と言われる人は、常に自分が第一で、他人のことはどうでもいいと考えています。
もっと言うと、人がどうなろうと、自分さえよけれいいという考え方になる為、とても褒められてももではありません。
「個人主義」と「利己主義」の違い
「個人主義」と「利己主義」の違いを、分かりやすく解説します。
「個人主義」は、そのような国民性、または社会だということを表す為の言葉だと考えていいでしょう。
1人1人の権利が尊重される反面、こうだと表現される社会では、人に頼ることはあまり考えてはいけないとも解釈できます。
「利己主義」は、言い換えれば「自分勝手」だということで、いい意味で使われることはまずありません。
そんな人はできるだけ付き合いたくないと思われるのが当然だと言っていいでしょう。
まとめ
「個人主義」と「利己主義」は、このように違います。
「個人主義」の定義については、少し違う見解もありますが、社会の形態としてこのような考え方になると覚えておけばいいでしょう。