この記事では、「言葉」と「言語」の違いを分かりやすく説明していきます。
「言葉」とは?
「言葉」とは、意味をもった、口から発せられたり、何かに書かれるものです。
人間は、これによって意志の伝達が行える為、他の動物と比べて円滑にコミュニケーションがとれると言われています(もちろん、他の動物でもそれなりの手段を使っていますが、それらよりも優れているのは明白です)。
ただし、同じ人間同士でも、国や地域などによって別の「言語」が利用されている為、それが合わない場合にはそのままでは意味が理解できず、翻訳が必要になることがあります。
「言語」とは?
「言語」は、「言葉」そのものの意味として用いられることもありますが、一般的に「日本語」や「英語」といった、国や地域によって異なる言葉の種別と解釈して使われます。
これが合わないと、先のように意味が理解できない為、自分の「言語」でどの「言葉」に相当するか解釈しながら見聞きしないといけません。
尚、国ごとに異なる「言語」が使われている訳ではなく、一部の部族でのみ使われている特別なものが存在したり、ブラジルではポルトガル語が公用語、ポーランドではポルトガル語とドイツ語がほぼ同様の割合で使われています。
「言葉」と「言語」の違い
「言葉」と「言語」の違いを、分かりやすく解説します。
「言葉」は、口から発せられたり、何かに書かれるもので、きちんとした意味をもっているところが他の動物類の泣き声などとは異なります。
「言語」は、国や地域別に使われている「言葉」の種別になります。
コンピューターの世界では、「プログラミング言語」というものがいくつか存在しており、これによって各種のプログラム(ソフト、アプリ)が作成されます。
これは、機械(正確には、言語別のコンパイラ)が理解できる形の「言語」だと解釈していいでしょう。
まとめ
「言葉」と「言語」は、このように違う言葉です。
「言葉」は、使い方によっては、それだけで人を傷付けてしまうようなこともある為、正しく理解し、きちんと用いることが大切になります。
