この記事では、「コンピュータ」と「パソコン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コンピュータ」とは?
「コンピュータ」とは、電気によって動作する計算処理装置の総称です。
大掛かりなものから、製品の一部にちょっとした使われ方をしているものまで様々で、ある程度のものからこのような呼び方ができます。
例えば、緑か赤かというランプが点くくらいのものでも、それが単に電源のオン・オフなどの表示という訳ではなく、何かの状態の判断から行われている場合には、「コンピュータによって処理された結果」です。
「この製品にはコンピュータが組み込まれている」と使うと、計算処理が行える何かしらの装置が使われているのだと解釈していいでしょう。
「パソコン」とは?
「パソコン」とは、「パーソナルコンピュータ」を略した言葉で、個人向けになる端末装置のことになります。
もちろん先に紹介した「コンピュータ」が組み込まれており、これによって行えることは、全てが計算処理から成り立っています。
構成は様々で、ノート型のものあれば、画面と「パソコン」本体が分かれていたり、一体型となっているものも存在します。
多くの「パソコン」からネットワークによって利用されるものになると、仕組み自体は「パソコン」には違いありませんが、「サーバ」と呼ばれることが多く、それを直接操作はせず、接続された「パソコン」のデータ類の保存などに利用されます。
中央演算装置になる「CPU」と、内部作業用エリアになる「メモリ」、そして、基本ソフト(これがないと、操作することができません)が組み込まれる「ストレージ」は、どのような「パソコン」にも備わっており、更に構成を拡張すると、色々な用途に対応できるようになります。
「コンピュータ」と「パソコン」の違い
「コンピュータ」と「パソコン」の違いを、分かりやすく解説します。
「コンピュータ」は、計算処理が行える装置の総称で、「パソコン」も、その中の1つに当たります。
「パソコン」は、OSとしてWindowsやMacOSなどが使える端末機のことで、キーボードやマウスによって操作しますが、スマホやタブレットのようにタッチスクリーンで行える場合もあり、様々な用途に利用されています。
まとめ
「コンピュータ」と「パソコン」は、このような違いになります。
俗に「パソコン」のことを「コンピュータ」と表現することもありますが、「コンピュータ」は、もっと広い意味が表せる言葉で、電子レンジや電気ポットにもそれが組み込まれています。