この記事では、「園児」と「児童」の違いを分かりやすく説明していきます。
「園児」とは?
「園児」とは、幼稚園や保育園に通っている幼い子供に対して使われる表現です。
よって、3~6歳程度が該当し、そのどちらかに通っていない場合には使えない言葉だと考えていいでしょう。
小学校から上になると、別の表現で呼ばれることになり、その小学校の入学前という意味から「未就学児」とも呼ばれますが、そちらになると、幼稚園や保育園に通っていない場合にも使える表現で、更にもっと年齢が低い子供も含まれる為、対象にする条件によって使い分けられています。
「児童」とは?
「児童」は、小学生のこととして使われることが多い言葉ですが、18歳未満(それも含む場合もあります)という解釈で用いることもある為、その時次第でこのどちらの意味なのかを考える必要があります。
例えば、「児童には子供向けのプレゼントがあります」などと使った時には、小学生のことだと解釈でき、「児童養護施設」や「児童福祉法」では、概ね18歳までの子供という意味となっています。
「園児」と「児童」の違い
「園児」と「児童」の違いを、分かりやすく解説します。
「園児」は、幼稚園や保育園に通っている年齢の子供のことで、年齢が高くても6歳までだと考えていいでしょう。
その6歳まででも、それらに通っていない場合には使うことはなく、その場合には「未就学児」と用いることができます。
「児童」は、小学生のこと、または概ね18歳までの子供のことを表す言葉です。
厳密な定義はない為、高校生以下をまとめて表現する場合にも使われることがあります。
選挙権が18歳から与えられるようになった為、近年ではその18歳は含めない場合が多いですが、含めて使っても特に問題はありません。
まとめ
「園児」と「児童」は、このような違いになります。
「園児」は、3~6歳程度の子供になりますが、それ未満でも保育園に通っていれば、使うことができる表現です(幼稚園は、原則的に3歳から通います)。