この記事では、「外付けSSD」と「USBメモリ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「外付けSSD」とは?
「外付けSSD」とは、USBによってパソコンに接続できるタイプのSSDのことです。
SSDとは、HDD(ハードディスク)の代わりとして近年登場したストレージで、物理的なアクセスがないことから、HDDと比べて数倍高速な書き込みや読み込みを実現しています。
SSDの中身は不揮発性のメモリで、これは、後述する「USBメモリ」や「SDカード」などに利用されているものと基本的には一緒です。
電気の流れによってデータの記録や消去を行うことができ、HDDのような稼働部分がないことから、アクセス速度だけでなく、落下などの衝撃にも強いのが特徴です。
「USBメモリ」とは?
「USBメモリ」とは、USB端子に直接挿して使う記録装置になります。
ちょっとしたポケットに入るほど小型で軽量なものがほとんどなので、いくつもまとめて持ち歩くのも簡単です。
中身は先のように、不揮発性のメモリとなっており、容量が16~64GBくらいのものが主流となっています。
主にデータを他のパソコンに移す時や、データのバックアップ用に使われていますが、SSDやHDDのようなドライブとして使えなくもありません。
ただし、容量の面からそのような利用には、先の「外付けSSD」の方が向いています。
「外付けSSD」と「USBメモリ」の違い
「外付けSSD」と「USBメモリ」の違いを、分かりやすく解説します。
このように、「USBメモリ」の容量が大きくなったものが、「外付けSSD」だと考えていいかも知れません。
中身は同じ不揮発性のメモリなので、そのような解釈でも構いませんが、「外付けSSD」の方がより信頼性が高く、高速なそれが使われていることが多いので、ドライブとして使う場合にはそちらの方をおすすめします。
まとめ
「外付けSSD」と「USBメモリ」は、このように違います。
「外付けSSD」は、同じ容量だとしても「USBメモリ」より高価だと考えていいでしょう。
それは、前述のような信頼性などの違いからきています。