この記事では、「マイナーチェンジ」と「フルモデルチェンジ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マイナーチェンジ」とは?
「マイナーチェンジ」とは、現在の姿からそれほど変わることはない、一部だけの変更のことです。
自動車で多く聞かれる表現で、新モデルになる訳ではなく、今のモデルの性能を少しだけ変更したものがそれと呼ばれています。
例えば、エンジンの排気量を1800ccから2000ccにして馬力が多少上がっただけという場合や、変速機が4速ATから5速ATに変わった、または車内レイアウトの多少の変更など、それくらいの程度に対して使われる言葉です。
「フルモデルチェンジ」とは?
「フルモデルチェンジ」は、以前の姿とは全く違うモデルになることで、こちらも自動車ではお馴染みの言葉です。
その自動車では、車名が引き継がれており、それなりに前のモデルの面影もありながら、設計から変更されているので、言ってしまえば別の車です。
自動車の世界では、同じ車名で、一度発売したモデルを何度か「マイナーチェンジ」し、次にこの「フルモデルチェンジ」されるという流れとなっています。
別の車になる為、同じ車名の前モデルとは感覚が大きく変わることも珍しくありません。
「マイナーチェンジ」と「フルモデルチェンジ」の違い
「マイナーチェンジ」と「フルモデルチェンジ」の違いを、分かりやすく解説します。
「マイナーチェンジ」は、ちょっとした変更だと考えると分かりやすいでしょう。
これは、自動車だけでなく、各種の電化製品でもまま行われています。
「フルモデルチェンジ」は、その名前こそ引き継ぐものの、新設計で作られたことになります。
名前から変わってしまう場合には、この「フルモデルチェンジ」とは言わず、別の存在が新たに誕生するという扱いになると考えてください。
まとめ
「マイナーチェンジ」と「フルモデルチェンジ」は、このような違いになります。
参考までに、日産GT-Rという車は、2007年の発売から「マイナーチェンジ」の繰り返しで、「フルモデルチェンジ」は行われておらず、2019年まで基本設計はほとんど変わっていません。