「持続力」と「継続力」の違いとは?分かりやすく解釈

「持続力」と「継続力」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「持続力」「継続力」の違いを分かりやすく説明していきます。

似た印象を持つ2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「持続力」とは?

「持続力」とは?

「持続力」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「持続力」は、「じぞくりょく」と読みます。

「持続力」は、「ある状態をそのまま続けることができる力。

保ち続けることができる力」
という意味があります。

例えば、勉強に燃えて、一日8時間勉強している子どもがいる時、その状態をそのまま保ち続けて受験を迎えられるかどうかを心配する場合は、「子供が勉強に燃えているが、持続力がないため、受験まで頑張り続けられるか心配だ」などという文章にできます。

また、誰かを好きになったものの、ある日を境に恋心が薄れる場合があります。

しかし、いつまでも好きでい続けられる人は、「恋をする持続力にたけた人」などと呼ばれるかもしれません。

他にも、精密な作業をする場合は、集中を保ち続ける必要があります。

この場合は、「精密作業には持続力が必要だ」などという文章にできます。

「継続力」とは?

「継続力」とは?

「継続力」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「継続力」「けいぞくりょく」と読みます。

「継続力」は、「前から行っていることを、そのまま続ける力のこと」を意味します。

例えば、新年の近いで、毎日日記を付けようと決めたものの、三日坊主になってしまう場合があります。

このような場合は、「日記をつける継続力が、私には足りない」などという文章にできます。

またダイエットを続けられないタイプの人も、「継続力が足りないから、いつもダイエットが成功しない」などという文章にできます。

さらに、目標を達成するためには、計画したことを、達成するまで続けることが必要になります。

このような場合は、「目標を達成するためには、継続力が不可欠だ」などという文章を作ることができます。

「持続力」と「継続力」の違い

「持続力」と「継続力」の違い

「持続力」「継続力」の違いを、分かりやすく解説します。

「持続力」は、「ある状態をそのまま続けることができる力。

保ち続けることができる力」
という意味があります。

一方で「継続力」は、「前から行っていることを、そのまま続ける力のこと」を意味します。

どちらの言葉も、何かを続ける力を意味する言葉という共通点があります。

ただし、「持続力」は、ある状態を保つ力を意味するのに対して、「継続力」は、前から行われている事柄を続ける力を意味するという違いがあります。

「持続力」はエネルギー量や、心模様などを保つ力を意味するのに対して、「継続力」は、毎日の地道な努力を続ける力などを意味するという違いがあります。

まとめ

まとめ

「持続力」「継続力」の違いについて見てきました。

2つの言葉には明確な意味の違いがありました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。