「もどかしい」と「じれったい」との違いとは?分かりやすく解釈

「もどかしい」と「じれったい」との違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「もどかしい」「じれったい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「もどかしい」とは?

「もどかしい」とは?

「もどかしい」とは、思い通りにならない気持ちの表現として使われる言葉です。

それも、自分でどうこうとできる訳ではない(人が頼り、自分では手が出せないなどの)シチュエーションに対して使うことが多く、例えば、人に何かの操作を任せたものの、うまくいっていないという時に、「自分で操作すれば簡単なのに、実にもどかしい」といったように用いられます。

そのような状況においての「いらいらする」といった感覚と似ている考えると分かりやすいかも知れません。

「じれったい」とは?

「じれったい」とは?

「じれったい」も、同様に、思い通りにならない気持ちを表す為の表現になります。

よって、これらは置き換えてもそのまま意味が通りますが、こちらはどちらかと言えば、焦りからきている場合に使われる言葉です。

こちらは漢字では「焦れったい」と表記することからも、そのような様子に向いていることが分かります。

尚、先の「もどかしい」にも、「牴牾しい」という漢字表記がありますが、こちらは漢字検定で読み方が出題されるほどの難読度から、まず使われることはありません。

「もどかしい」と「じれったい」の違い

「もどかしい」と「じれったい」の違い

「もどかしい」「じれったい」の違いを、分かりやすく解説します。

これらの言葉は、共に思った通りにならない感情の表現になります。

強いて言えば、「もどかしい」は、どうにもできない気持ちの表れとして使う言葉で、「じれったい」は、早くそうなって欲しいのにならないといった時に向いています。

その為、「じれったい」は、「早く来て欲しいのに、まだ隣の駅に居るようで、実にじれったい」といったような使い方になると考えてください。

まとめ

まとめ

「もどかしい」「じれったい」は、このような違いになります。

無理に使い分けることもありませんが、このようなニュアンスの違いがあると覚えておきましょう。