この記事では、「レイアウト」と「フォーマット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「レイアウト」とは?
「レイアウト」とは、「配置」という意味になります。
紙面のそれや、建物内の家具などについてのそれといった使い方をされる言葉です。
紙面の場合には、見出しの大きさや文字の種類(フォント)、各記事を載せる場所とそのバランスなどがこれが当たり、家具などに使った時には、それそれの設置場所という具合に解釈します。
言葉としては、「どんなレイアウトにするか悩んでいる」のような使われ方になり、そのまま「配置」と置き換えても同じ意味になると考えていいでしょう。
「フォーマット」とは?
「フォーマット」は、主に2つの解釈がある言葉です。
文章においては、「決まった形式」という意味で使われ、「フォーマット通りに書いてきて」などとビジネスでも用いられています。
そして、コンピューターの世界では、「初期化すること」を表します。
「間違って、フォーマットしてしまった」と使われた時には、誤って初期化してしまった(データ類を消してしまった)ことの表現になります。
ですが、この「初期化」という解釈には、正確には、その上でまた使えるように整えることまで含まれており、データが記載できるような決められた形式になることから、これらの2つの解釈はそう遠い意味でもありません。
むしろ、「決まった形式」から派生した意味が、コンピューターでは少し広い意味で使われていると考えていいでしょう。
「レイアウト」と「フォーマット」の違い
「レイアウト」と「フォーマット」の違いを、分かりやすく解説します。
「レイアウト」は、配置のことで、「フォーマット」は、決まった形式を表す言葉です。
「レイアウト」は、ある程度は自由に決めることができますが、「フォーマット」がある時には、それに沿った形にしないといけません。
このように違う言葉ですが、「フォーマット」を「レイアウト」するといった使い方ができるように、関連して使われることもあります。
まとめ
「レイアウト」と「フォーマット」は、このような違いになります。
混同して使われることがありますが、明確に意味が異なる言葉同士となっています。