「オタク」と「好事家(こうずか)」の違いとは?分かりやすく解釈

「オタク」と「好事家(こうずか)」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「オタク」「好事家」の違いを分かりやすく説明していきます。

「オタク」とは?

「オタク」とは?

「オタク」とは、特定の分野やジャンルをとても愛好する人のことです。

その対象は様々で、鉄道がそれだと「鉄道オタク」と表現され、アニメであれば「アニメオタク」と呼ばれます。

どちらかと言えば好き、好きだけどそれほど詳しくはない、といった程度では、この「オタク」とは言わず、「そんなこと誰が知っているの」というほど、その対象について細かい所まで知っていたり、何十種類もあるものを間違えずに全て言い当てることができるくらいの知識がないと、「オタク」ではないと考えていいでしょう。

直接の悪口という訳ではありませんが、それに近い表現になることも多いので、特に本人が「○○オタク」と呼ばれることに抵抗があるような場合には、あまりそうと使わない方がいいでしょう。

「好事家」とは?

「好事家」とは?

「好事家」は、「こうずか」と読みます。

「こうじか」という誤読が多いので、まずはこれに注意してください。

意味は、「変わったものが好きな人」という解釈になり、世間一般に言われる「物好き」のことだと考えていいでしょう。

「そんなものが好きとは、好事家だなぁ」のような使い方になり、「物好き」と言い換えてもそのまま意味が通ります。

よって、その対象は、普通の人なら好きにはならないだろうと思われるものになりますが、「変なものを好んでいる」という意味の悪口になってしまう場合があるので注意してください。

「オタク」と「好事家」の違い

「オタク」と「好事家」の違い

「オタク」「好事家」の違いを、分かりやすく解説します。

「オタク」は、特定の対象を大変好んでいる人のことで、それに関しては、誰にも負けないというくらいの知識があることが条件になります。

「好事家(こうずか)」は、「物好き」な人のことになり、「オタク」も、対象によってはそれの1つだと解釈できます。

例えば、一般の人からは「アニメオタク」は、この「好事家」だと言われてしまっても仕方ないかも知れません。

しかし、同じオタクでも、「腕時計オタク」「パソコンオタク」であれば、「好事家」と呼ばれることはないでしょう。

この場合の対象は、時代な流行によっても変わると考えていいでしょう。

まとめ

まとめ

「オタク」「好事家」は、このような違いになります。

どちらも悪口になることがある為、それなりの仲でないと直接は使わない方が無難な言葉です。