この記事では、「マニキュア」と「ジェルネイル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マニキュア」とは?
爪の手入れと化粧のことです。
甘皮をとる、爪の形を整える、爪に色をつけるなどをすることをいいます。
使用する液はネイルカラーと呼ばれています。
これは合成樹脂を着色して作らたものです。
やり方を簡単に説明します。
まず爪を整えます。
ネイルファイルなどを用いて、爪の長さを適度なものにしたり、理想とする形にします。
次に甘皮を取り除きます。
ぬるま湯に指先をしばらくつけておき、甘皮がふやけたところを湿らせたガーゼなどでこすります。
無理に行うと爪やその周辺を傷つけるので、自分でできない場合は控えるとよいでしょう。
そして、バッファ―を使って表面を磨きます。
爪を塗っていきます。
最初にベースコートと呼ばれる透明な液を塗ります。
これには爪を保護する役割があります。
乾いたら色のついている液を塗ります。
液の入っている容器は、フタにハケがついており、これを使って塗ることができます。
乾いたら、トップコートと呼ばれる透明の液を塗ります。
これにはツヤを出したり、色を落ちにくくしたりする役割があります。
「マニキュア」の使い方
爪を手入れしたり、爪に化粧をしたりすることを指して使用する言葉です。
「ジェルネイル」とは?
特殊な合成樹脂を爪に塗って、紫外線を照射して樹脂を硬化させて爪に化粧を施すことです。
これを行うためには、UV照射をするための専用の機材と、UV照射をして固まるジェルが必要です。
この爪の化粧には、長持ちしやすい、ツヤがでる、立体感があるといった特徴があります。
やり方を簡単に説明します。
まず、爪の形を整え、甘皮を取り除き、表面を磨きます。
そして、ジェルを塗っていきます。
最初にベースジェルを塗ります。
これには爪を保護する役割があります。
塗ったらUV照射をして硬化させます。
固まったら色のついているジェルを塗り、UV照射をして固めます。
1回塗って固めてから2回目を塗ると、ムラなくきれいに仕上がります。
そして、トップジェルを塗って、UV照射をして硬化させます。
「ジェルネイル」の使い方
特殊な樹脂を爪に塗り、紫外線を当てて固めて爪を化粧することを指して使用する言葉です。
「マニキュア」と「ジェルネイル」の違い
爪の化粧という点が似ていますが、2つの言葉はわけて使われています。
前者は樹脂を着色したものを塗る方法です。
UV照射する必要はありません。
後者は特殊な樹脂を使用しており、UV照射をして樹脂を固める必要があります。
「マニキュア」の例文
・『マニキュアをしてもらった』
・『マニキュアがはげてしまった』
・『赤いマニキュア』
「ジェルネイル」の例文
・『お気に入りのジェルネイル』
・『お店でジェルネイルをしてもらう』
・『かわいいジェルネイル』
まとめ
爪の化粧という点が共通していますが、爪に塗るものの種類が異なります。