この記事では、「太股」と「太腿」の違いを分かりやすく説明していきます。
2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「太股」とは?
「太股」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「太股」は、「ふともも」と読みます。
「太股」は「足の膝より、上の太い部分」という意味があります。
膝より上、またより下の部分には、太い筋肉があり、さらに脂肪が付きやすい場所でもあります。
この場所のことを、「太股」と呼びます。
例えば、太り気味の女性は、膝より上の部分に、脂肪がたくさんついてしまい、気にしているかもしれません。
この場合は、「太股に脂肪が付きすぎて、去年履けていたズボンが履けなくなってしまった」などいう文章にできます。
また、グラビアアイドルが、水着でポーズを取る時、足の、ひざから上の部分が、ファンにとって、眩しく見えるかもしれません。
このような場合は、「アイドルの太腿がまぶしい」などと表現することができます。
「太腿」とは?
「太腿」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「太腿」は「ふともも」と読みます。
「太腿」は、「足の膝より、上の太い部分」を意味する言葉になります。
「太腿」の「腿」は、そもそも、「大腿(だいたい)」という医学用語からきていると、考えることができます。
「大腿」の「腿」に、「太い」をつけて、「太腿」となっています。
そのため、「太腿」という漢字表記をする場合は、医学的な雰囲気、また、解剖学的な雰囲気をまとう傾向があります。
ボディビルダーが、足の膝より上の太い部分の筋肉を鍛える時、スクワットなどの筋トレをすることがありますが、この場合は、「スクワットで太腿を鍛える」などという文章を作ることができます。
他にも、「大腿を発達させることで、100m走が速くなる」などという文章にできます。
このように、足の膝より上の太い部分を、専門的に取り扱うような場合は、「太腿」という言葉を使ってみましょう。
「太股」と「太腿」の違い
「太股」と「太腿」の違いを、分かりやすく解説します。
「太股」と「太腿」は、基本的に同じ意味がある言葉になります。
どちらの言葉を使っても、間違えではないと考えることができます。
ただし、一般的に使用されている「太股」と違い、「太腿」は、医学用語の「大腿」から発生している言葉であるという違いがあります。
そのため、「太股」は、股のあたりについている脂肪、または筋肉などを意味する言葉なのに対して、「太腿」は、脂肪、筋肉、さらに骨や血管まで含んだ言葉という印象があるという違いがあります。
まとめ
「太股」と「太腿」の違いについて見てきました。
2つの言葉は基本的に同じ意味を持つ言葉になります。
ただし、「太股」は一般的に使われている言葉なのに対して、「太腿」は、「大腿」という医学用語から生まれているという違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。