この記事では、「目が覚める」と「起きる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「目が覚める」とは?
「目が覚める」とは、眠っている状態から「起きる」こととして使われる場合だけでなく、それまで陥っていた状況から回復するという意味でも用いられることがある言葉です。
「朝になって、目が覚めた」と使った時には、普通に「起きた」ことの表現になりますが、「馬鹿なことをやっていたが、ようやく目が覚めた」のように使われると、それまでにやっていた、陥っていた状況から抜け出すことができたといった表現になります。
「起きる」とは?
「起きる」とは、眠っている状態から、普通に活動できる状態になることです。
そこから転じて、座っている状態から「起きる」のように使うこともでき、すぐに動ける状態になることの表現としても使われます。
「朝になって目が覚めて、ようやく起きた」のように一緒に使われることも多い言葉同士で、こちらの意味ではほとんど同じ意味になります。
「目が覚める」と「起きる」の違い
「目が覚める」と「起きる」の違いを、分かりやすく解説します。
「目が覚める」は、「起きる」ことの表現として用いられる場合と、それまでの状況から脱却するという意味にもなる言葉です。
「起きる」は、その「目が覚める」ことで、普通に活動できる状態になることの表現として使われます。
また、「椅子に座っている状態から起きる」などと、状態が変わることの表現としても用いることができ、「起動する」という解釈で、「システムがやっと起きた」のような使われ方をすることもあります。
このように、共通した意味合いで用いることもできますが、それぞれ別の意味も内包しているという2つの言葉です。
まとめ
「目が覚める」と「起きる」は、このような違いになります。
それぞれ「眠っている状態から通常の状態になること」以外の意味にも使えると覚えておいてください。