この記事では、「判定」と「判断」の違いを分かりやすく説明していきます。
「判定」とは?
「判定」とは、基準をもって見分けた結果のことです。
勝敗がこの「判定」によって決定するスポーツが多く存在し、ボクシングがそのいい例になり、どちらか有利だったかという様々な基準から、それが決まることになります。
その基準は、50点以上が「C判定」、70点以上になると「B判定」、90点以上であれば「A判定」などと明確に決まっている場合から、審査員などが見た目で決めることもあり、場合によって様々です。
「判断」とは?
「判断」は、考えた結果の表現になります。
「そのように判断されても、仕方がないだろう」と使われた時には、そうだと考えられてしまうのも、やむを得ないことだといった解釈になります。
先の「判定」のように、基準が設けられていることもありますが、こちらの「判断」とした場合、思い付きや経験などから内容から行われる場合もあり、厳密さという面では「判定」の方が上の表現になると考えていいでしょう。
「判定」と「判断」の違い
「判定」と「判断」の違いを、分かりやすく解説します。
「判定」は、基準から見分けて決めるという表現になります。
明確にそれが存在する時と、そうではない場合がありますが、どちらの場合でも、同じようなシチュエーションにおいては、まず同じ「判定」になると考えて構いません。
「判断」は、それほど厳密にではなく、考えた結果を出す、またはその結果自体を意味する言葉です。
「判断を誤った」とした時には、考えた結果が間違っていたという解釈になり、「いい判断だった」とすると、逆に、いい考え方だった(それによる結果だった)という意味が表せます。
まとめ
「判定」と「判断」は、このように違います。
「判定」は、決まった基準があると簡単に行うことができますが、「判断」の方は、その都度変わることもあり、あくまでその場のものだと考えてもいいかも知れません。