この記事では、「原本」と「元本」の違いを分かりやすく説明していきます。
「原本」とは?
「原本(げんぽん)」とは、「複写(コピー)・翻訳したものなどに対して、元になっているオリジナルの本・書類」を意味している表現です。
「原本」という言葉は、「コピー(複写)されたり翻訳されたりしたものではない、最初に作成されたオリジナルの書類・本」のことを意味しているのです。
例えば、「戸籍謄本の原本は役所に保管されているので、利用者は基本的に原本の写ししか受け取れません」などの例文において使われます。
「元本」とは?
「元本(がんぽん)」とは、「投資をした際の元手のお金」や「借金をした時の元のお金・元金」を意味している言葉です。
「元本」というのは、「利益・損失が生まれる前の投資したお金の金額」や「借金に利子がついていない段階の元の金額」を指し示している言葉なのです。
例えば、「1,000万円の元本を投資信託に投資して、5年後に1,200万円近くになりました」といった文章で使うことができます。
「原本」と「元本」の違い!
「原本」と「元本」の違いを、分かりやすく解説します。
「原本」と「元本」は漢字表記の見た目は似ていますが、まず読み方が「原本」は「げんぽん」、「元本」は「がんぽん」で異なっています。
「原本」とは「複写(コピー)・翻訳されたものではなく、最初に作成されて元になっている本・書類」のことを意味しています。
それに対して、「元本」というのは「投資をした時の元手のお金」や「借金をした時の元のお金(借金に利子がついていない段階の金額)」を意味している違いを指摘できます。
つまり、「原本」とは「一番最初に作成された書類・本」のことであり、「元本」というのは「投資・預金の元手のお金、借金した際の元の金額」を意味している違いがあるのです。
まとめ
「原本」と「元本」の意味の違いを詳しく説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「原本」という言葉は、「複写(コピー)・翻訳などではないオリジナル(最初)の書類・本」のことを意味しています。
「元本」というのは、「投資をした時の元手・借金した時の元金」を意味している言葉です。
「原本」と「元本」の意味の違いを詳しく知りたい時には、この記事の内容をチェックしてみてください。