この記事では、「連れる」と「率いる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「連れる」とは?
「連れる」の意味と使い方について紹介します。
「連れる」の意味
「連れる」は「つれる」と読みます。
意味は「一緒について来させる」「同行させる」「ある状況が変化するとともに他の状況も変化する」になります。
「連れる」の使い方
「連れる」は動詞ですが、基本的に連用形として他の動詞に付き、「連れ歩く・歩いた」「連れ立つ・立った」として使われることが多くなります。
副詞として「連れて行く」などと使ったり、名詞として「連れ」と使うこともあります。
「連れる」は、一緒に行動する相手が1人、または2人~3人など少人数の時に使われ、一人が自分の意思で行動することで、もう一人が後を付いていく様子を表しています。
大勢の人数を連れて行く場合には「引き連れる」という表現が使われることが多くなります。
また、「年を取るに連れて」など、状況が変化する時の表現として使われることもあります。
「率いる」とは?
「率いる」の意味と使い方について紹介します。
「率いる」の意味
「率いる」は「ひきいる」と読みます。
意味は「従えて行く」「多くの人達を統率して行動する」になります。
「率いる」の使い方
「率いる」は動詞であり「率いる・率いた」と使ったり、副詞として「率いて」と使います。
基本的に、大勢の人達を導いていくことを言い、スポーツチームのキャプテンや、戦における武将など集団のリーダーに対して使われる言葉です。
また、付いて来る人達は、皆自分の意思でリーダーに従っていることを表します。
「連れる」と「率いる」の違い!
「連れる」は「一緒に付いて来させること」です。
「率いる」は「大勢の人達を従えていくこと」です。
まとめ
今回は「連れる」と「率いる」の違いをお伝えしました。
「連れるは少数」と「率いるは大勢」と覚えておきましょう。